「医食同源」―食と薬は本来同じもの。
「身土不二」―心身と風土は切り離せない。
古くから中医学に伝わる薬膳の考え方をもとに、日本の豊富で新鮮な食材と中国の生薬を組み合わせ、大切な人に振る舞う家庭料理に仕上げました。
体も心も健やかでありますように。
茉莉花のおばんざい薬膳はそんな想いを込めておつくりしています。
茉莉花の竹スープ
茉莉花では<毎日食したいもの>を念頭にお料理をつくっています。
それは<キレイと健康>に直結します。
そのためにお野菜を中心としながらタンパク質もしっかり摂れる御膳立てのランチをご提供しています。
そしてそのお料理ひとつひとつの重要なベースとなっているのが「竹スープ」です。
「竹スープ」は茉莉花のお料理のほとんど全てに使われています。日本料理の「だし」と同じ働きをしています。
「竹スープ」は漢方薬ではありませんが、消化機能の強化や清涼解毒の機能が確認されています。
多種類のタンパク質、カルシウム、鉄分を含んでいて、その風味の良さからも中国明時代から400年に渡り親しまれ継承されています。
原産は中国安徽省の黄山で、浙江省の天目山でもつくられています。
(共に標高1000メートルくらいのところでつくられています)
主に竹の新根、もしくは若竹を塩漬けした後、炭火で燻製したり土中で数年かけて発酵させています。
茉莉花ではその竹を、水から時間をかけてじっくり煮た後、草鶏や高麗人参を加えて調理しています。